アスタリスク集会所ブログ支部

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21の終焉、22の決意【終わる瞬間最後まで笑え】

(注意)この記事は酒よりも自分に酔った22歳児が自身やサークルの今までとこれからについて気の向くままに書き綴った記事です。過度な危殆に瀕するがいい。

 

 

皆さんこんにちは、コメジルシです。

今回は22歳最初の記事ということで22歳初日時点での自分が思っていること・感じていることを色々書き綴ってみようと思います。対戦よろしくお願いします。

 

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今年度を振り返って

自分でいうのも何ですが今年度は個人的にもサークル的にもかなり成長できた1年だったと感じています。

数字で表せるところでいえばゲムマでの頒布数の増加・Discord鯖のメンバーの増加・カードプールの拡張等でしょうか。

その他にも当ブログを立ち上げたり、マネジメントやマーケティングの本を齧ってみたり、色々なことに挑戦してきました。

そして自分がここまで今年度頑張ってこられたのは実は昨年の頭に自分で建ていたとある誓いを果たす為でした。

 

飛車角の抜けた盤面、維持するための正念

昨年は一部メンバーの就活などの事情が相俟って、それまでに頼りにしていたメンバーを当てにすることができない状況にありました。

そんな状況下で僕個人が建てた誓い、それは「一年間サークルを守り抜き、彼らの帰りを彩ること」です。

リアルタイムで僕のTwitterを見ていた方には察されているかもしれませんが、正直途中何度も挫けそうになりましたし、何度かサークル自体を畳むことも検討しました。

それでもその『誓い』を果たす為、メンバーとそれまで以上に笑いあえる環境を作るために一年間なんとか頑張ることができました。

 

某DJ集団の解散、彼らから貰ったもの

2020年末、僕の好きだったDJ集団が解散ライブを迎えました。

その名を「レペゼン地球」と言います。

僕は所謂【レペ狂】と言われるほど彼らの熱狂的なファンではありませんでしたが、彼らの「底辺から懸命に夢を追う姿」にはかなり憧れを抱いていました。

特にDJ社長の持つカリスマ性、考え方etc、自分の生き様はかなり彼に影響を受けている気さえします。

 

彼らの夢の晴れ舞台、ドームでの解散ライブは残念ながら生で目に焼き付けることはできませんでしたが、後日その雄姿は何度もDVDで拝見しました。最高にカッコよかったです。

 

 

 

彼らが解散する少し前に公開した楽曲「博多Life」、これは彼らの楽曲の中で僕が最も愛している曲です。

「ただドームに立ってみたくて絶望の中走り出した」から始まるこの曲は、彼らの走ってきた5年間を鮮明に映し出しています。

僕が特に印象の残っているフレーズは「次はお前に繋ぐライフソング」の部分です。

このフレーズはとも容易く自分を「彼らのように夢に向かって走ってやろう」という気にさせてくれるのです。

 

俺に繋がれしLifeSong

 目指すはもちろん令和一

初めてゲームマーケットに出展した時からの僕の夢、それは「令和一面白いTCGを作ることです。

この記事を読んでいる方の多くは「ただの大口乙」「出来る訳ないだろjk」などと思っているでしょうし、何ならメンバーからもそう思われているかもしれません。

しかし僕は本気です。 本気で「令和一面白いTCGを作るつもりでいます。

これを読んでいるTCG製作者の方々、対戦よろしくお願いします(宣戦布告)

 

何故『令和一』を目指すのか

ここで一つ例え話をします。

日本一高い山は富士山ですが、日本で2番目に高い山をご存知でしょうか。

 

そうです、皆さんご存じの通り北岳です。

因みに2番目に大きい湖は霞ヶ浦です、これも皆さんご存じですよね。

半分冗談ですが、この手の「2番目以降に意味はない」論を話したい訳ではないです。

 

僕が『令和一』を目指す理由、それは「やるからには最善を尽くしたいから」です。

僕にとって当制作は趣味ではありますが、決してただの遊びではありません。

時間もお金も膨大にかけてやっている壮大なプロジェクトです。

自分たちなりにベストを尽くした結果が「令和で5番目くらい」ならまだしも、最初から「令和で5番目くらい」を目指していたら5番目にさえなれるはずがありません。

 

 

果てなき主宰道

冒頭で綴った就活等に入ったメンバーですが、今もなお半ば活動休止が続いています。

当人曰く「カードゲームそのものへの興味が低くなっている」とのこと。

冒頭で触れた通り僕は彼らと再び創作活動をしたいが為に一年懸命に藻掻いてきた訳で、一時期僕は何のためにサークル活動を続けるのか本当に分からなくなりました。

全て自分の中の身勝手な話なので誰が悪いと言える話でもありません。

今でこそブログで綴れる程度には僕の気は回復していますが、当時は三日三晩ロクに食えず眠れずが続いたことを覚えています。

失恋でもしたんですかねぇ(苦笑)

 

一辺倒な生き方の代償

メンバーのモチベが下がった程度でこれほどの精神的ダメージを食らったのには背景があります。

それは当時自分があまりにもアスタリスクTCG一辺倒過ぎる生き方をしていたことです。

当時自分は平日は残業、土曜日は休日出勤、日曜日はアスタリスクのテストプレイや雑務etcで他の趣味の時間を殆ど取れない状態でした。

自分はカード以外の趣味はTRPGを好んで偶にやっているのですが、その頻度も2ヶ月に1度程度に収まっていたレベルです。

さらに言えば残業や休日出勤の給料もアスタリスクTCGオンラインの開発費用etcやらに無限に溶けていくので金すらも自由に使えず、アスタリスクの為だけに生きていると言っても過言ではない状態が続いていました。

そして自分がそんな状態の中一部の非協力的なメンバーは自由に遊んだりしていたわけで、正直苛立ちを感じていたのだと思います。

 

今思うと精神的衛生の精の字もありませんね、思考回路が歪んでしまうのも当然です。

その辺りの負担配分なんかも今後はよく話し合っていかないといけないなぁと痛感させられました。

 

主宰として最も大切な役割

自分は創作技能に関しては他のメンバーと比べて著しく劣ると考えています。

絵は壊滅的に描けませんし、文もこの通り人並みにしか書けません。

カードフレームのデザインやオンライン版の開発なんかも全部他の人にやってもらっています。

ただ主宰であるだけの自分、せめて主宰としての能力だけは超一流でありたいと僕は考えています。

 

さて、主宰として最も大切な役割とはなんでしょうか。

僕が思うにそれはメンバーの士気を高めることだと思っています。

自分一人が120%頑張るよりもメンバー全員が70%頑張った方が圧倒的に成果は上がるからです。

 

 しかし僕がメンバーの能力を70%引き出せてるかと問われると現状僕は首を縦に振ることはできません。

先述の通り一部メンバーのモチベーションは著しく落ちています。

僕が超一流の主宰であったならばそれは保てていたものだったのでしょう。

結局のところ自分が変わるしかないのです。

 

お前にメンバーを切り捨てられるか?

数多くの経営者は「やる気のない者」や「能力の劣る者」を切り捨ていると思います。

効率を重視して考えるのであれば当然存在する選択肢です。

自分もそれをするべきなのでしょうか。

 

しかし僕はそれをしようとは思えません。

純粋に、今のメンバーが大好きだからです。

蒼輝さんやノワパテさんやしおしお達の絵、あおいろさんの基礎デザイン、皆で案を出し合っているテキストや世界観、それら全てがあって今のアスタリスクTCGは成り立っています。

そして僕はそれら全てを愛しています。

 

例えるならばマイナーデッキのガチ構築でしょうか。

僕はどうしてもこのデッキで勝ちたいのです。

 

 

終わる瞬間最後まで笑え

僕の好きだったレペゼン地球は念願の”ドームでのライブ”を達成すると同時に解散していきました。

「まだ全然勢いは衰えたわけでもないのにどうして」と思いましたが、同時にそれは自分の美学に類するものでもありました。

 

”今の”アスタリスクTCGの終着点

自分がアスタリスクTCGの制作をいつまで続けるかは分かりませんが、少なくとも今のアスタリスクTCGの今のフォーマットはあまり長く続けようとは思っていません。

ダラダラと長く続けて「あの頃の方が面白かったよなぁ」とは思いたくない、思わせたくないのが理由の一つです。

「カードプールの更新は止まってるけど今から始めても十分面白いよ」、そう思ってもらえるようなカードプールが出来上がる頃がこのフォーマットの終着点なのかもしれません。

(それ以降のカードも含めて全て使える所謂[ヴィンテージ]のようなフォーマットも設けるとは思いますが。)

 

残された時間は少ない

最近友人と話した話題の一つなのですが、同人クリエイターとしてのとはいつまでを指すのでしょうか。

自分が思うに「結婚するまで」というのは一つ基準としてある気がしています。

結婚したり子供ができたりした途端に創作趣味から遠ざかってしまう人は結構多いですからね、これは仕方のない事です。

 

そして今の男性の平均初婚年齢は31歳くらいらしいですね。

僕は今日で22歳、メンバー全員が同じ年齢と仮定しても9年後には既に半数くらいのメンバーは結婚していると予想できます。

言い換えれば今のメンバー・今のスタンスで活動していける時間は長く見積もっても9年ということです。

中学生の頃から今までと同じ時間と考えるとその時間の短さに震えが止まりません。

仲間との時間をこれまで以上に有意義に、大切に使っていこうと改めて思いました。

 

僕の目指す”夢のまた夢”の話をするならばメンバー全員を紙で食わせていけるくらいアスタリスクというコンテンツを大きくしていければ当サークルもとい当社の寿命は大幅に伸びるでしょう。

あるいは全員が一生結婚できないか……その未来はあまり想像したくありませんね。

 

 

結婚って? ああ! それって、ハネクリボー

Q.お前自身は結婚する気あんの?

A.調整中(2021/03/26)

 

というかここまで破天荒で不安定なライフプランを思い描いていている人間と結婚したい女性なんているんですかね、そんな面白生物が居るのであれば見てみたいです、ご連絡ください(クソ失礼)

 

「令和一面白いTCGを作りたい」というあまりにも大きすぎる夢を追っているので……「普通の幸せも欲しい」なんて二兎追いはできる気がしません……。

「令和一面白いTCG」を作れた先でなら話が変わってくるのかもしれません。

自分のライフプランさえもこの9年に懸かっている、正に”紙”のみぞ知る世界。

 

俺たちの戦いはこれからだ!

ご愛読ありがとうございました、コメジルシ先生の次回記事にご期待ください。

 

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