アスタリスク集会所ブログ支部

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黒の世界について

 みなさんどうも。想像以上に早い再会となりましたね。翡翠蒼輝と申します。

 今回はメンバーが体調不良とのことで急遽筆を取ることになりました。さすがに体調が優れない人をしばいてまで書かせるのはただの苦行なのよ。

 

 前回黒のキャラクターたちの説明をしましたが、「そもそもの世界観がわからんが?」ってなったかもしれません。いえ、たぶんなりましたよね。

 ですので今回は補足がてらアスタリスクにおける【黒】。その中の【霊界】組のお話です。

 

 現在登場している【黒】は主に【霊界】と呼ばれる住民たちであり、所謂アスタリスク世界とは別の世界の存在たちです。

 

『黒と、黒と、黒と、黒。霊界の中でも特に暗く、淀みきった世界。通称『凶界』。この世界には様々な世界の呪い、淀み、恨み、そして恐怖という概念が形を持ってそこに存在している。
 そこには恐怖があり、饗宴が開かれ、そしてまた一つ、凶音が鳴り響く。

 そんなこの世の〝膿〟が集まった世界を見張り、管理するのもまた『死神』たちの仕事なのである。
 死神たちは他者を恐れない。それは自身が死を振りまく者だから。
 死神たちは死を恐れない。それは自身の魂は冥府へ送られず、再びこの地に舞い戻るから。

 とはいえ、全員が全員、そういうわけでもない。魂が千差万別であれば、死神だって十人十色。ほら、今日もまた一人の死神が愛用する大鎌を手にする。
 さて、次に開く門は、この者たちを一体どこへと導くのだろうか』

 

 こちらは公式での黒の世界の文ですね。まぁ、私が書いたのですが。

 この『凶界』というのは書かれている通り、かなりエグイものが集まる膿溜めです。この場所には主に《人形》に属する者たちが存在しています。彼らはただ何も考えず、この世界で笑い声を上げています。しかし、令がなければここから出ることもありません。その管理をしているのも《死神》なのです。

  ではその死神のいる『霊界』とは何なのか。

 霊界とは死神や天使、妖精や悪魔、神などと言った霊格の大きい所謂上位種族が住まう、様々な世界の狭間に存在する世界。ここでいう霊格の大きい存在、というのは"どこの世界においても一定の存在を確立できているもの"を指します。それらはどこの世界にも存在することができて、一定の立ち位置を確立できるため、数多の世界に通ずる霊界での存在を許されているのです。彼らはこの霊界から様々な世界へと降り立ち、時に天啓を。時に崩壊を与え、調律しています。

 そんな霊界で、つい最近これまで観測できていなかった新たな世界が発見された。それがアスタリスク世界。その新たな世界を観測するため、クロアたちを送り込んだことで霊界の【黒】の物語は始まるのでした。

 

 この霊界の中での物語や、《霊知》たちのお話はまた後日にしましょう。今回は短いですがこの辺りで。

 ……え、なぜか? それは次回また突発でやることになったとき用のネタにするからです。

 では今回はここまで。以上、翡翠蒼輝でした。またどこかでお会いしましょう。

 

 

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